SSSの登録
フィリピンで会社設立手続きをし、従業員の雇用を開始した際にはSSS(Social Security System)への登録が必要となります。
その際に従業員のSSSの個人番号も必要となるため、今回はSSSの個人と法人での登録手続きについて説明します。
- 個人
もし雇用した従業員がSSSの個人番号を取得していない場合、以下の手続きを行う必要があります。
既に登録していて、番号を忘れた場合は最寄りのSSSのオフィスで対象者の名前と生年月日を伝えることで番号を特定して教えてくれます。
手続き
- こちらのウェブページで従業員の情報入力をして登録申請します。
- 登録完了のメールを待ちます。追加事項がある場合は入力したメールアドレスにメールが来ます。
- 登録完了のメールが来て、発行された番号が確認できます。
- 会社
すべての会社は一度従業員を雇用したら、SSSに雇用者登録をしなくてはなりません。
雇用者番号は通常SECでの会社設立時に発行され、登録証明と一緒に受け取る書類に書かれております。
必要事項 (各3セット)
- SSS Employer Registration form (R-1: Company Information)
- SSS Employment Report (R-1A: Employee Information)
- Specimen Signature Card (L-501: Signature of Representative)
- Company Representative Identification Card
代表者の情報カード(支店によって変わります。)
- Web System Application Form (Including preferred ID)
支払管理システムの申請用紙(ユーザーIDを指定する必要があります。)
- Photocopy of SEC Certificate of Registration
SEC登録証明のコピー
- Photocopy of Articles of Incorporation and By Laws
定款と付属定款のコピー
- Photocopy of Business Permit or PEZA Registration
ビジネスパーミットもしくはPEZA登録証明等のコピー
申請後約1週間で登録証明を受け取れます。
その後にMySSSという従業員の情報や月次の支払情報を入力して提出するシステムの登録も行う必要があります。これによって月次の保険料支払いが容易になります。