月別アーカイブ 2019年11月23日

著者:chikuwa

Pag-iBigへの登録

フィリピンで会社設立手続きをし、従業員の雇用を開始した際にはHDMF(Home Development Mutual Fund:持家相互基金)への登録が必要となります。通常Pag-iBig(フィリピン語で愛)を呼ばれています。

その際に従業員のPag-iBigの個人番号も必要となるため、今回はPag-iBigの個人と法人での登録手続きについて説明します。

  1. 個人

もし雇用した従業員がPag-iBigの個人番号を取得していない場合、以下の手続きを行う必要があります。

既に登録していて、番号を忘れた場合は最寄りのPag-iBigのオフィスで対象者の名前と生年月日を伝えることで番号を特定して教えてくれます。データレコードをお願いして発行してもらうことで再発防止ができます。

 

手続き

  • こちらのウェブページで従業員の情報入力をして登録申請します。
  • 登録した電話番号に申請受理のメッセージが来て、発行までおよそ3日待ちます。
  • 登録完了のメッセージが来て、指示通りに有効化のメッセージを送り、番号を取得します。

 

  1. 会社

すべての会社は一度従業員を雇用したら、Pag-iBigに雇用者登録をしなくてはなりません。

雇用者番号は通常Pag-iBigでの会社設立時に発行され、登録証明と一緒に受け取る書類に書かれております。

 

必要事項 (各2セット)

  • Pag-ibig Employer’s Data Form (HQP-PFF-002: Company Information)

会社情報入力フォーム

  • Membership Savings Remittance Form (HQP-PFF-053: Employee Information)

従業員情報と支払情報入力フォーム(支払額は従業員ごとに雇用者100ペソ、従業員100ペソ)

  • Specimen Signature Form (L-501: Signature of Representative)

代表者署名フォーム

  • Affidavit of Undertaking

宣誓書

  • Web System Application Form (Including preferred ID)

情報管理システム(eSRS)申込用紙

  • Photocopy of SEC Certificate of Registration

SEC登録証明のコピー

  • Photocopy of Articles of Incorporation and By Laws
  • 定款と付属定款のコピー
  • Photocopy of Business Permit or PEZA Registration

ビジネスパーミットまたはPEZA登録証明等のコピー

 

申し込んだ支店から約3日後に雇用者番号を受け取れます。

登録証明は番号を取得してから申請できます。証明書がほしい旨のレターと支払いの証明として領収書のコピーが必要となります。そのため、一度保険料を支払って、支払が記録されたら申請できるようになります。情報管理システムに関しても同様のタイミングで申請可能となります。

著者:chikuwa

SSSの登録

 

フィリピンで会社設立手続きをし、従業員の雇用を開始した際にはSSS(Social Security System)への登録が必要となります。

その際に従業員のSSSの個人番号も必要となるため、今回はSSSの個人と法人での登録手続きについて説明します。

 

  1. 個人

もし雇用した従業員がSSSの個人番号を取得していない場合、以下の手続きを行う必要があります。

 

既に登録していて、番号を忘れた場合は最寄りのSSSのオフィスで対象者の名前と生年月日を伝えることで番号を特定して教えてくれます。

 

手続き

  • こちらのウェブページで従業員の情報入力をして登録申請します。
  • 登録完了のメールを待ちます。追加事項がある場合は入力したメールアドレスにメールが来ます。
  • 登録完了のメールが来て、発行された番号が確認できます。

 

  1. 会社

すべての会社は一度従業員を雇用したら、SSSに雇用者登録をしなくてはなりません。

雇用者番号は通常SECでの会社設立時に発行され、登録証明と一緒に受け取る書類に書かれております。

 

必要事項 (各3セット)

  • SSS Employer Registration form (R-1: Company Information)

雇用者登録フォーム(会社情報)

  • SSS Employment Report (R-1A: Employee Information)

雇用レポート(従業員リスト)

 

  • Specimen Signature Card (L-501: Signature of Representative)

代表者の署名カード

  • Company Representative Identification Card

代表者の情報カード(支店によって変わります。)

  • Web System Application Form (Including preferred ID)

支払管理システムの申請用紙(ユーザーIDを指定する必要があります。)

  • Photocopy of SEC Certificate of Registration

SEC登録証明のコピー

  • Photocopy of Articles of Incorporation and By Laws

定款と付属定款のコピー

  • Photocopy of Business Permit or PEZA Registration

ビジネスパーミットもしくはPEZA登録証明等のコピー

 

申請後約1週間で登録証明を受け取れます。

 

その後にMySSSという従業員の情報や月次の支払情報を入力して提出するシステムの登録も行う必要があります。これによって月次の保険料支払いが容易になります。

著者:chikuwa

Philhealthの登録

フィリピンで会社設立手続きをし、従業員の雇用を開始した際にはPhilhealth (フィリピン健康保険公社)への登録が必要となります。

その際に従業員のPhilhealthの個人番号も必要となるため、今回はPhilhealthの個人と法人での登録手続きについて説明します。

 

  1. 個人

もし雇用した従業員がPhilhealthの個人番号(Philhealth Identification No: PIN)を取得していない場合、以下の手続きを行う必要があります。

 

既に登録していて、番号を忘れた場合は最寄りのPhilhealthのオフィスで対象者の名前と生年月日を伝えることで番号を特定して教えてくれます。データレコードをお願いして発行してもらうことで再発防止ができます。

 

手続き

  • こちらのウェブページで従業員の情報入力と指示どおりに書類をアップロードして登録申請します。
  • 登録完了のメールを待ちます。追加事項がある場合は入力したメールアドレスにメールが来ます。
  • 登録完了のメールが来て、発行された番号が確認できます。

 

  1. 会社

すべての会社は一度従業員を雇用したら、Philhealthに雇用者登録をしなくてはなりません。

 

雇用者番号(Philhealth Employer No: PEN)は通常SECでの会社設立時に発行され、登録証明と一緒に受け取る書類に書かれております。

 

必要事項 (各2セット)

  • Philhealth Employer Data Record (ER1: Company Information)

会社情報を入力するフォーム

  • Philhealth Employer Data Record (ER2: Employee Information)

従業員のリスト

  • SEC Certificate of Registration

SECの登録証明

  • Photocopy of Articles of Incorporation and By Laws
  • 定款、付属定款のコピー
  • Photocopy of Business Permit or PEZA Registration
  • ビジネスパーミットもしくはPEZA登録証明等のコピー
  • Application Form of EPRS (Electric Premium Remittance System)

EPRSという支払管理システムの申込用紙

 

問題なく受理されれば、即日で雇用者番号の記載されたデータレコードを受け取れます。そして、メールでEPRSのアカウント情報も教えてくれます。

今後月次で期日までに保険料を支払うこととなります。

著者:chikuwa

フィリピンでの銀行口座開設と利用

 

  1. フィリピン銀行口座の注意点

フィリピン銀行口座には日本と違い、最低預金高が設定されています。例えば、個人のATM口座(ATMカードのみで通帳なし)で2000ペソ、通帳口座で10000ペソです。これが法人だと預金口座(ATMカード無しで通帳のみ)は10000ペソ、当座預金は50000ペソが基本となっています。利用する銀行ごとに異なる場合があります。法人の外貨預金口座も円口座なら50000円、ドル口座なら500ドルと設定されているため、注意が必要です。また、ATMはほとんど引き出し専用であり、預け入れができるATMは銀行支店内ぐらいしかありません。それも利用できない場合があるため、預け入れたい場合は銀行で用紙を記入して直接窓口で手続きすることとなります。また、ATMのサービス停止(現地でいうオフライン)も頻発するため、重要な支払いで現金が要る際は前もって準備すると問題が起こりづらくなります。

 

  1. ジャパンデスク

直接銀行の支店に手続きしようとすると必要事項にはないような理由でできないと断られることが多いため、最初はジャパンデスクに問い合わせて確認してから、開設手続きをすすめると円滑に進みます。フィリピンの主要銀行であるBDOとMetroBankにはそれぞれジャパンデスクがあり、MetroBankは東京、大阪に日本支店があります。ジャパンデスクを経由することでフィリピン政府発行の身分証明書2つという条件を日本のもので代用してくれるなどといった条件の緩和を行ってくれます。また日本語でやり取りができるため、疑問点等を容易に質問でき、事前に揃えた必要書類のチェックも行ってくれます。

 

  1. 必要書類

自分は法人口座解説をジャパンデスク経由で行い、個人口座を単独で支店に行って行いました。個人口座開設の際は必要書類が増えたため、過剰となる可能性がありますが、参考までに御覧ください。

 

個人

  • 銀行指定の申請用紙

ウェブサイト等で公開はされていないため、直接支店で記入することとなります。氏名、住所、生年月日等の個人情報を記入します。その後に署名して完了となります。基本的に3セット分記入しなければなりません。

 

  • 署名シート

署名権限者(引き出し、預け入れの手続きを行うときに署名をする人)の署名を記録するシートに署名をします。

 

  • フィリピン政府発行の身分証明書(現地ではID)2つとそれのコピー

長期滞在の方は免許証、Postal ID(住所の証明書のようなもの)がおすすめです。

ACR(外国人登録証)は必ずと行っていいほど聞かれるため、現住所で持っていたほうが良いです。

ここに関してはジャパンデスクに問い合わせることで緩和される可能性があります。

 

  • 勤務地の定款、GIS(基本情報シート)又は住所の証明となる書類

会社員、自営業の場合は勤務地の定款とGIS、滞在者は住所が正しいことを証明する書類(賃貸契約書、電気代等の公共料金支払いの領収書等)が必要となります。

 

  • パスポートのコピー

顔写真部分とVisaの部分のコピーを持参する必要があります。これは銀行ごとで違う可能性があります。

 

  • 顔写真

指定のサイズを確認の上で準備する必要があります。ショッピングモールに写真を撮影する場所があるため、そこで入手すると良いです。

 

  • 最低預金額以上の現金と手続料金

現金で最低預金額以上を準備する必要があります。また、約500ペソほどの手続料金も必要です。

 

法人

  • 銀行指定の申請用紙

個人口座と同じように法人口座用の申請用紙に情報を記入します。会社の所在地も記入しないといけないため、予め決めておき、可能ならば会社設立を済ませておいたほうが良いです。

(今までは会社設立前にTIFF口座という資本金を受ける一時口座を開設して送金した後に発行される送金証明書が必要でした。今は省略されています。)

 

  • 署名シート

署名権限者(引き出し、預け入れの手続きを行うときに署名をする人)の署名を記録するシートに署名をします。署名権限者が複数いる場合に全員もしくは1名等一部でよいかも決めておく必要があります。

 

  • フィリピン政府発行の身分証明書(現地ではID)2つとそれのコピー

個人口座と同じで長期滞在の方は免許証、Postal ID(住所の証明書のようなもの)がおすすめです。

ACR(外国人登録証)は必ずと行っていいほど聞かれるため、現住所で持っていたほうが良いです。

ここに関してはジャパンデスクに問い合わせることで緩和される可能性があります。

 

  • 法人の定款、登録証明、GIS(基本情報シート)

会社登録時の定款、付属定款(By Laws)とSEC等の登録証明のコピーが必要となります。また、GIS(General Information Sheet)を既にSECに提出して受理されている場合はそのコピーも必要です。

 

  • 最新のBIRへの年次所得税申告書

既に決算をしてBIRに年次所得税を申告した場合は最新の申告書が必要となります。